鬼が来た!
今日まで節分の準備をしてきて、” 本当に鬼が来るのかな~?でも、大丈夫だよね~! ”と、子どもたちと話題にしながら、かやの木保育園の節分の日を迎えました。
きりん組の部屋に全園児が集まり、らいおん組の子どもたちは鬼のパンツ(スカート)をはいて『おにのパンツ♪』の手あそびを披露してくれました。
間もなくしてドンドンとドアをたたく音がして、5人の鬼たちが「悪い子はおらんか~!」と部屋の中に入ってきました。子どもたちは怖くて大泣きで、保育士にしがみついたり、後ろに隠れたり・・・。
すると福の神さんとお付きの犬さんが「これこれ、そんなに暴れてはいけないぞ!保育園の子どもたちのおなかにいる悪いムシを取りにきたんでしょ・・・」と鬼たちをおとなしくなだめてくれました。
5人の鬼さんと福の神さん、犬さんに名前を聞いたあと、お家の人に書いてもらった『おなかの中にいる悪いムシ』を読み上げてもらって、鬼さんにとってもらいました。
勇気を出して鬼さんのところへいく子は、ほんの数人で、怖くて近寄れない子が大多数でした。
一緒に写真を撮ったら、その後また、鬼たちが暴れ出しそうになったので、福の神さんに豆まきを教えてもらって「おにはそと~!」と、みんなで豆をまきました。すると、鬼たちは外へ逃げていき、むしゃむしゃの森の方へ帰って行きました。
鬼たちが帰ると、福の神さんが「福の神印のラムネをあげるからおいで~」と言って、ひとり一人に手渡してくれました。さっきまで大泣きだった子もラムネがもらえるとわかると泣き止んで、もらいに行っていました。
お昼寝あとには、らいおん組さんの子どもたちが鬼になって、きりん組とぞう組の部屋へやって来てくれ、もう一度、おなかにいるムシを取ってくれました。
鬼は怖かったけれど、無病息災を祈り、子どもたちの心に残る節分の行事になりました。
節分に参加してくださったらいおん組の保護者の方々、どうもありがとうございました。